MMDS大阪大学 数理・データ科学教育研究センター
Center for Mathematical Modeling and Data Science,Osaka University

Real or Fake? 生体情報の共有とフェイクメディア生成 ~インフォデミックの克服に向けた取り組み~

越前 功(国立情報学研究所 教授)

AI・データ利活用研究会 第28回

Real or Fake? 生体情報の共有とフェイクメディア生成 ~インフォデミックの克服に向けた取り組み~

越前 功(国立情報学研究所 教授)

高性能なセンサを内蔵したスマートフォンの普及により,他人の顔や音声,さらには指紋や虹彩といった膨大な生体情報が,撮影や録音を経て,サイバー空間に共有されることで,プライバシーの侵害だけでなく,生体認証の突破といった脅威が指摘されている.さらに,これらの高品質な生体情報を学習データとして用いることで,ディープフェイクを始めとした高品質なフェイクメディアの生成が容易になっており,社会に恐怖や混乱を引き起こす不確かな情報の氾濫「インフォデミック」が危惧されている.本講演では,このような脅威を概説するとともに,講演者らが取り組んできた,サイバー空間における生体情報の流通を,本人の意思に応じて制御する技術や,講演者らがJSTの戦略事業 (CREST)のもとで現在進めている,フェイクメディアの生成・検出技術をはじめとした「インフォデミックを克服するソーシャル情報基盤技術」を紹介する.

講師: 越前 功(国立情報学研究所 教授)
テーマ: AI・データ利活用研究会 第28回
日時: 2022年02月04日(金) 講演 18:10-19:10 質疑 19:10-20:10
場所: オンライン開催
参加費: 無料
参加方法: Zoomウェビナーを用いたオンラインでの開催となります。
参加ご希望者は以下の
・Googleフォーム
https://forms.gle/RezMZUgA35wmyPkY9
にご記入いただくか
・自動配信システムへの登録
http://www-mmds.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/structure/activity/ai_data_index.php
をご検討ください。
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アクセス: オンライン開催
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